アジアの果てへの旅~インド・タイ・バリ島・カンボジア・ベトナム・ラオス・ニューヨーク旅行記

英語ダメ、汚いのダメ、小心者でメタボな不惑の男のインド、タイ、バリ島旅行記。汗と涙と牛と牛のウンコと下痢との戦いの記録。怒涛の一人ボケと突っ込みの嵐

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さよならラオス(2009年ラオス旅行記)
ラオスの旅の注意点

特にないなぁ・・・じゃ、この章は、これで終わってしまうので、まずは治安情報から。

ルアン・パバーンで出会った先生は、ビエンチャンで、ラオス名物の薬草サウナに入っている時、ロッカーに入れていた財布から現金(200ドルだったか、300ドルだったか)を抜かれたそうです。
気づいたのがホテルに戻ってからなので、後の祭り、泣寝入となってしまったが、まぁ、どんなに素晴らしい国でも、ある一定数は、品性下劣な人がいるわけで、ラオスも例外ではないので、貴重品の管理は、徹底しましょう。
こういう情報を書くと、やっぱりアジアは危険だ!と極論付ける人が現れると困るからはっきり書くけど、日本と同じくらい安全です。言い換えれば、日本と同じくらい危険ですとも云える。
僕からすると日本の方が余程危険に思える。特に、酔っ払いが怖い。
普通の人が一番怖かったりする。その点、アジアの場合、ここは危険ですよと、ガイドブックに書いてあるような場所に行ったり、非合法な行為(風俗、ドラッグ)をしなければまず、危険な目にあることはないと思う。
危険と安全の境目が割とはっきり分かるのがアジアだと思う。

ビエンチャイの、ナンプ噴水広場には、夜9時ぐらいから娼婦が立っているので、ご利用される方は、自己責任で利用してください。
ラオスのような社会主義国で豊かな国でも、娼婦がいるという現実に、この国の未来に暗澹たる思いがする。
この国で娼婦になるということは、余程の事情があるに違いない。通りすがりの旅人に見えない深い闇がこの国にもあるんだろうね。

食事・物価
ラオスの物価が、思っていた以上に安くなかった。ルアン・パバーンに行くバスで一緒だった、マレーシア在住のイラン人も同じことを云っていた。
為替レートが、1ドル=8,500Kが相場で、10,000Kというか、115円ぐらいになるのかな?
タイなら100円以下で食べれる定食は幾らでもあるが、ラオスでは、10,000K以下で食べれる物は殆どなかったんじゃないかな。
タイで25~30バーツのぶっかけ飯も15,000Kだからタイより高いことになる。
序に、ここもドルが流通していて、ドル払いとなると、1ドル=10,000Kに換算されることがあって、それもあってさらに割高感が増す。

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たいして美味くもない冷えた揚げ春巻きが25,000Kだから、ふざけるなと云いたい。
ビエンチャンのメコン川沿いの屋台村は、雰囲気だけ一著前だが、味も値段も大したことない。第一、蚊が多くて食べるどころじゃなかったわ。

料理の味は、以前も書いたが、味の素を使っていない素朴なタイ料理といった感じ。初めて食べた時は、味が薄いと思って、余り美味しいと感じなかったが、食べ慣れていくにつれて、素材本来の味を楽しめるようになった。

ラオスで一番気に入った料理は、LAKUとかラークと云う、ピリ辛のひき肉料理で、これをもち米と一緒に食べる。
スプーンとフォークを使って上品に食べるのも結構だが、ここは郷に従い、手でご飯を一掴みし、ひき肉を装って食べるのが一番だ。
これとビールがあれば、他はいりません。
ビールは、もちろん、ラオスを代表するブランドのビアラオ。しっかりとビール本来の苦味と濃くがあって上手い。
自分としては、アジアで一番気に入ったビール銘柄かもしれない。

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北タイ料理でも有名なカオ・ソーイ。肉みそ風味のライス・ヌードルといった感じでしょうか。
1杯、15,000Kで、ルアン・パバーンのツーリストインフォメーションがある傍の路地の屋台で食べました。
チェンマイでもこれが名物だったけど、食べる機会を逸していたので、ラオスで初体験したが、これが劇ウマ、完全に撃沈したね。
タイの東北部でもそうだったが、ラオスでも生ライス・ヌードルを使う料理が多い。
ヌルっとした食感が特徴だが、歯ごたえはある。

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庶民の味、串焼き屋台。
ただ、市場で蝙蝠(こうもり)を束で売っているのを見てしまったので、それ以来、手が出なくなってしまった。しかも、原型を留めている焼き鳥が多いのも、少々苦手だったりする。

タバコを吸う人は、注目してください。そうじゃない人は読み飛ばしてください。
ラオスのタバコ(特にマルボロ)には、偽物が混じっています。
外見で判断するには、ラオス語、または、英語で、”タバコの吸い過ぎには注意・・・”みたいな注意書きが書かれてあるか、ラオス政府の検品証みたいなシールが貼られてあるのが本物です。
それがないのは、ほぼ偽物と思って差し支えありません。
一口吸えば一目瞭然で、全く味が違います。一昔前の日本の”わかば”とか”ゴールデンバッド”ような味がします。
売店のタバコ売りのコーナーにそれらが何知らぬ顔で、普通に並んで置いてあるので、注意して選んで買った方がいいです。
値段は、17,000K~20,000K です。

インターネット事情は、かなり悪いです。どこかのインターネットカフェで、下りが1M、上りが64Kとか書いてあったから、凡そ、日本の14、5年前くらいの状況だと思う。もちろん、アジア諸国では最もネット環境が遅れている。
Wifiの利用状況は、ビエンチャンでルアン・パバーンでも、無料Wifiを提供しているカフェは非常に少ない。大抵が有料で、かつ、よく回線ダウンするのでストレスも多い。
ビエンチャンのゲストハウス、ラオ・ユース・ゲストハウスの向い側にあるレストランでは、珍しく無料WiFiサービスを提供している。そこで一度食事して、Wifiのネットワークキーを教えてもらったら、後は、ラオ・ユース・ゲストハウスからも接続できるので、部屋でゆっくりネットサーフィンできちゃったりします。
(但し、部屋の位置に依っては、電波が届かない部屋もあるかもしれないので注意)

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ラオスの子供たちが最高に良かったな。
まず、元気なの。
急流のメコン川なんて諸ともせずに飛び込んで泳ぎまくっている。
日本じゃ、川で泳ぐなんてもっての外で、子供たちだけで近づくことさえ許されない雰囲気があるけど、どうでしょう。
どっちの子供が幸せかな?
この子たちは、きっとどんなことがあっても生きていけるでしょう。日本の子供たちは、生きているといよりは、生かされているという感じかな。

それと感心したのが、一人として物を強請る子がいない。
それだけこの国が豊である証拠だと思う。
やっぱり、テレビゲームや携帯電話やPCやインターネットがなくても、子供が外で元気に遊びまわる国が一番いい国だと思う。

今まで旅した国の中では、インドに次いで印象深い国だったよ。
人々は優しく、フレンドリーで、観光客と見りゃボったくる腹積もりでこちらを窺う連中は殆どいなくて、売る気があるのかないのか全く感じない呑気な人達ばかり。
こっちが気を使って、欲しくもない物を買ったりもした。
こんな経験もラオスが初めてだろう。

インドのような深い哲学があるわけでもないのに、今の自分の状況や日本について考えさせられた。
自然とは、豊かさとは、幸せとは、生きると云うことは・・・いろんなこと考えされらた。

ベトナムやタイみたいにならずに、いつまでも今の健やかさのまで、発展していって欲しい。
次に訪れるのは・・・100年後かな?

その日まで、さよならラオス。


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見るべき程の事は見つ(2009年ラオス旅行記)
最初は、機織り村だけの観光のつもりが、余りにも時間が余ったため(1時間ぐらいで見学終了)、ルアン・パバーン近郊のクランシー滝を見に行くことになった。
ルアン・パバーン中心地からトゥクトゥクで40分ぐらいの場所にある。

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祭りの縁日で賑やかな目抜き通りを過ぎて、トゥクトゥクは、しだいに山深い奥地へ踏み込んでいく。
民家も斑になり、一集落の間隔が次第に離れていく。
4人を乗せたトゥクトゥクは快調に山道を登って行く。
途中、一組の親子が日傘をさして、炎天下の中を歩いていた。子供の方は、女の子で、まだ5、6歳といったところか。
我々を乗せたトゥクトゥクは、その脇を無情に通り過ぎてゆく。
この親子は、どこから歩き始めて、どこに向かおうというのか。どれくらい歩いているのだろうか・
自称:フリーアナウンサーのSさんが、”あー可哀そう、乗せてあげたい・・”と云った。
確かにそう思う。
と同時に、あの親子にとっては、炎天下の中を歩くこと自体、は日常のことなのかも知れない。
崖の上のラオたちもそうだが、北極や南極ならともかく、ラオスの中なら、どこまで歩いていけるんだろうな。
人間本来の能力をしてみれば普通の事かも知れない。
それを失いかけている(若しくは、完全に失っている)、僕らの方が可哀想なのかもしれない。
でも、やはり見ていて切ない風景だった。

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滝の入口でトゥクトゥクは停車した。そこには、食事処、お土産屋が多数あり、そこで昼食にした。
そこでの先生の暴走が面白かった。
レストランの姉ちゃんに向かって、”ねぇ、ねぇ、あんた日本人?日本人?”を連呼するのだ。
確かに、云われてみればこのお姉ちゃん、JRのキオスクで働いてそうなタイプの日本人顔をしていた。
向こうは、”日本人?”って云われても、言葉が分からないからキョトンとして、首を傾げるばかり。(当り前じゃ)
先生は、その後、手当たり次第に、日本人顔の人を見つけては、”ねぇ、ねぇ、あんた日本人?日本人?”と声掛けまくりで超面白かった。
終いには、滝の入口で、入場券を買う際に、自分を、”ラオ、ラオ”と連呼して、ラオス人のふりしてローカル料金でのチケット購入を試みるが、もちろん失敗。ほんまにおもろい先生だわ。

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日本人なら、この場に来たら、必ずこう云うであろう。

マイナス・イオンがいっぱい

もちろん、僕らも云った。
それにしてもおかしな表現だ。見たことも、感じたこともないマイナス・イオンがなぜいっぱいだとおもうのだろうか?完全にイメージに洗脳されている。

ここは、超気持ちい場所。何時間いても飽きない。
雨季だからか、水量が豊かで、滝も大きく見ごたえもある。
ルアン・パバーンに来たら、ここは絶対に外せない場所だと思う。できれば、僕らみたいにグループで来ると楽しさも倍増するでしょう。
お弁当を持ち込んで、ピクニック的雰囲気で来てもいいしね。
実際、我々外国人観光客より、地元、ラオス人の方が多かった。
みんなお弁当を持ち込んで、ビール飲んで、できれば、一緒に混ぜてもらえたかったわ。

そんな中、先生の暴走は止まらず、このままでは、日本人の評判がガタ落ちになるのは時間の問題だと思い、僕は機転を利かせて、半ば呆れ顔で僕らを見つめるラオス人たちに向かって、”アイ・アム・チャイニーズ!ニイハオ、シェイシェイ、ウーロンチャ”と云ったら、ラオス人たちは、ラオスの友好国である中国人に好感をもっているのか、一斉に、”ニーハオ、ニーハオ”と話しかけてきた。
完全に僕らを中国人観光客だと思っている。
これで、なんとか日本人の汚名を防げたかと思う(中国の方、すみません)

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滝つぼから少し離れた場所にある、水泳可能なエリアでは、地元っ子なのか、元気よくターザン・ジャンプ遊びをしている。
あ~やりたかった。でも着替えがない。あ~でもやればよかった。
濡れたって、直ぐに乾くんだから、僕も飛べばよかった。今にして後悔。
もし、この時、飛んでいたら、きっと、ルアン・パバーンの旅は、自分史上空前絶後の旅の思い出になっていただろう。
まぁ、これをしなかった自分もまた自分なのだ。

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この日は、この旅の全行程の中で、最も、充実、かつ、楽しい一日だった。
やはり日本人通しは、例え初対面でも、同じ民族、同じ言葉を話す者どうし、やはり気が楽で、落ち着く。

市内に戻り、3人と別れ、また、一人になった。
また、世界のどこかで会えるのだろうか・・・次は、彼岸の彼方で会いましょう。

その夜のルアン・パバーンは、快晴で、月もなく、数えることを諦めるほどの満点の星空を見ることができた。
しかも、運よく流れ星2つも見ちゃった。

百億の昼と千億の夜の星空を見ていたら、もう充分見たと思った。体験したいことは、ほぼ体験できた。
行きたいと思った場所は、まだまだ、全然、足りていないけど、もういいやと思った。
幸せとか豊かさとか、言葉そのままも意味を素直に持っているラオスという素晴らしい国に出会えたことが、我が人生、最大の収穫だった

もう、これで充分。腹八分だけど、それくらいが丁度いい

見るべき程の事は見つ(平知盛)

もういい、これで旅を終わりにしよう。
そう決めたルアン・パバーン最後の夜だった。

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◆ プロフィール

はにゃ

Author:はにゃ
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人生とは、月を見たり花を見ること
心はいつもアジア放浪中

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