アジアの果てへの旅~インド・タイ・バリ島・カンボジア・ベトナム・ラオス・ニューヨーク旅行記

英語ダメ、汚いのダメ、小心者でメタボな不惑の男のインド、タイ、バリ島旅行記。汗と涙と牛と牛のウンコと下痢との戦いの記録。怒涛の一人ボケと突っ込みの嵐

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奇跡のミュージカル(2009年ニューヨーク滞在記)
最近のミュージカル病は、日に日に酷くなる一方だ。

*症状*
・無意識にアバのダンシング・クイーンを歌っている。
・不憫な容姿の男のことを思うと、つい、目頭が熱くなる。
・週末が近づくと何時からTKTSに並ぶか、そのシュミレーションをしてしまう。
・最近、好きな言葉に、"No Musical,No Life!"が加わった。

さらに症状が追加されて
・タイムズスクエア界隈でダフ屋を探してしまう。
・何か辛いことがあっても、”心配ないさぁ~♪”で方が付く。

*治療方法*
・極上のブロードウェイミュージカルを見ること。

なーんだ!答えは簡単だね!
という訳で、お医者さまの処方箋どおり、またまたミュージカルを観てきました!
いや~完璧にNo Musical,No Lifeになってしまいそう・・・っていうか、なってしまった。
真剣に劇団四季のオーディションを受けようか考慮中です。アホか

今回は、ロック・ミュージカルの原点、「ヘアー」です。
実は、こう見えて(どう見えるのか?)、大のロック好きなのですが、「ヘアー」の名前を聞いたことがある程度の知識でして、どんな内容か、どんな曲が有名なのか全く知りません。
(相変わらずのノー・プラン、ノー・リサーチ)

実は本命は、「ウィキッド」だったのだが、いつものタイムズスクエアのTKTSで取り扱っていなかったのだ。(恐らくツアーでブロードウェイをお留守にしている?)
それで名前だけは聞いたことがある「ヘアー」を見ることにした。
ロック・ミュージカルなんで、音楽だけでも楽しめるかな、という安易な選択でもある。

04DSCN2444.jpg
「ヘアー」チケット:63ドル(メザニン)

この日も暖かく、半袖、短パン(ジョギングしている人じゃないよ)姿の人も見られたが、しかし、この人の露出に勝てないだろう。

05DSCN2447.jpg
遂にご対面。噂の”ネイキッドマン”です。バカですね・・・(嫌いじゃないけどね)
「地球の歩き方」では、彼と記念撮影をした時は、お礼にチップ(1ドル程度)を渡せと書いてあるけど、
暫く眺めていたが、誰も渡していなかったなぁ・・
メトロポリタン美術館の手荷物預かり所も同様で、チップ1ドルと書いてあるけど、払っている人は一人も見かけなかった(僕は払ったけどね)

06DSCN2455.jpg
いつもの如く14時開演の30分前には、劇場前は長蛇の列を成している。
客層は圧倒的に50代、60代のおじ様、おば様が多い。
40年ぶりの再演なので、昔を懐かしんで見にきてるんだろうね。

今回は、劇場内のセキュリティーの目が厳しくて内部の撮影はできなかった。
いい感じで古ぼけた劇場なんだけど、この劇場の最大の特徴は、広さでも、古さでもなく、座席間隔の異常な狭さだろう。
足を伸ばすスペースは全くなし。きっちり足を折りたたまないと座れません。
僕みたいな、福山雅治ばりの長身と長い足を持っている人間には苦痛極まりない劇場だ。
正直、これからミュージカルを楽しむ気分以前に、2時間半、足を直角に折り曲げて座りっぱなしでは、エコノミー症候群にならないか、それが心配だった。

客の入り具合は、8割5分程度。今まで見たミュージカルの中では最も空席が目立つ。
客の入りは=作品の評価。
ちょっと心配になってきた。・・・・今回は外れかな?

開演の10分ぐらい前から、幕前のステージ上で、キャストの一人が、何やらヨガのポーズのような格好を延々とやっている。
クネクネ、クネクネ。
何やっているんだろう?舞台上でウォーミングアップか?

一どおりのクネクネ体操を終えて、その人が舞台から消えると同時ぐらいに、
今度は、客席から20名ほどのキャストがドカドカと登場して、舞台に上がり、唐突に始まった。

”アクエリアス♪”

「ヘアー」は知らなかったけど、この歌は知っていた。「ヘアー」の挿入歌だとは知らなかった。
たぶん、誰でも一度は耳にしたことがある有名な歌です。
掴みはOK”大賞があれば、「ライオンキング」と双璧とも云える。
キャスト全員でも合唱の迫力が凄い。
歌が空気の振動を伝わって、耳の奥まで届くのがはっきり分かる。

しかしだぁ・・掴みOKだったが、その後が頂けない・・・
時代背景は、反戦、ヴェトナム、ヒッピー・ムーブメント真っ最中の1960年代後半のニューヨーク。
ジャニス風、グレース・スリック風、ジミ・ヘン風、ニール・ヤング風・・・のヒッピーの若者20人ほどが、
それぞれの生い立ちやそれぞれのエピソードを歌と言葉で繋ぐ形式なので、
言葉が分からない僕には、なんとなく雰囲気はわかるけど、個々の内容はさっぱりわからんときたもんだ。
はっきりとしたストーリーを掴めないまま、延々1時間。

”ワシ、眠い”

ブロードウェイのミュージカル観劇4回目にして、ついに外れ馬券を掴まされたのか!
周りのおじさん、おばさん連中は、セリフだけでなく、歌の歌詞の内容でもゲラゲラ大笑しとったが、僕には何が面白いのかさっぱりわからない。
いい加減ぶち切れて、途中休憩の時に帰ろうかと思い始めたその時、歴史が動いた。

休憩前の時間にして約20秒間。眠気も吹っ飛ぶ衝撃的光景が目に飛び込んできた。

な、なんと!出演者全員が・・・”全裸になっている”

一体、どういう展開で、演者が全裸になっているのか?
男性キャストも女性キャストも、綺麗な人もそうでもない人も、白人も黒人も・・・
生まれたまんまの姿でステージ上に立っている。
バストは勿論のこと、アンダーヘアーまでばっちり御開帳。
あは~ん、だから「ヘアー」なんだ。(違うって)
散々、眠いだの文句ばっか書いたけど・・・
今、改めて・・・
これを選んでよかった
後で調べたら、ミュージカルとしての内容も素晴らしいのだが、この”ヘアー解禁”(こう書くと身も蓋もないが・・・)で有名な作品だった。
そんなことも知らないで見る自分が恐ろしい・・・

一体、あれは何だったんだろう・・・
休憩時間は、トイレに行くのも忘れて、脳裏に焼きついた映像を反芻していた。

ある種のショック療法なのだろうか、前半、眠いだけの印象が、後半は、ストーリーが見えてきて、だいぶどころか、かなり楽しめてきた。
(最も、再びヘアー解禁を期待して舞台に集中したわけではない。断じてない!)

テーマは、ヴェトナム反戦直球勝負。
セックス、ドラッグ、ロック、ヒッピー、ラブ&ピース。
現在では、少々どころか、気恥かしいくらい若者らしい青臭いメッセージのオンパレード。
徴兵された若者が、入隊前に羽を伸ばそうとニューヨーク観光に出かけ、そこで出会ったヒッピー達に感化されて、自由の素晴らしさ、平和の大切さを知り、一旦は徴兵拒否に心が揺れ動くが、結局は、入隊し、ヴェトナムへ送られ、そして。。

予想通りの結末なのに涙が込み上げてくる。
アメリカという国(かつても日本もそうだが)は、こういうバカで純粋な若者を戦場に送りだし、殺し、殺され、その繰り返しを今も続けて、今日の繁栄があるんだね。

そしてフィナーレ~カーテン・コール。
このミュージカルの真髄は、このフィナーレからのラスト15分間に凝縮されていると云って過言ではない!
この15分間のために、僕は、もし200ドル出すか?と聞かれれば、喜んで300ドルを支払うだろう。
正に奇跡の15分間。
この15分間に何が起こったのか、敢えて書こうと思う。

フィナーレは、このミュージカルの代表曲「レット・ザ・サンシャイン・イン」(これも有名な曲です)で締めくくるのだが、
なんと、観客が舞台に駆け上がって、キャストと一緒になって、歌い、踊り、抱き合い、
まるで解放区のような状態になるのだ。
一階席の人は勿論のこと、二階席の人達も、駆け降りて舞台に上がっていく。
自分の孫ぐらいの年代のキャストと語り合ったり、抱き合って、感動を分かち合っているのだ。
それ以外の観客は、全員スタンディングで大合唱

レット・ザ・サンシャイン・イン♪(メロディを思い出すだけでも熱いもの込み上げてくる)

勿論、これは自然発生的なハプニングではなく、れっきとした演出なのだが、それが分かっていても感動せずにはいられなかった。
テーマがテーマなだけに余計にそう感じたのだけど、この15分間は、感動、号泣、鳥肌、失禁・・・
どんな言葉でも伝えきれない。
その場にいた者でなければ絶対に味わえない絶頂感。
その時の気分を一言で言い表すといたら、やっぱり、愛だよ、

ただ出演者と観客が舞台で歌い抱き合っている単純な演出で、これ程、”愛”を実感したのは始めただ。
所詮、舞台演出の作り物の”愛”だけど、人間には、弾丸よりも愛が一番大切なのだ。

結局、今回も僕の完敗、コールドゲーム。全く、ミュージカルは油断も隙も許さない。
今日は、惨敗かとタカをくくっていると、こういうとんでもない作品にノックアウトされてしまう。

最早、No Muscal,No Life どころでは済まされない。
Musical Is Life(英語合ってるかな?)
「ヘアー」は、奇跡のミュージカルだ!

劇場を出たら、外は雨だった。
タイムズスクエアで、何気に看板を眺めていたらこいつと出会った。

07DSCN2452.jpg
もう、戦争は終わりにしようぜ。
どんなに崇高な理念に基づく戦争であっても、全ての戦争は、Fuckだね。
いや、戦争に比べたら、”Fuck”の方がまだメトロポリタン美術館に展示される価値があると思う。

「ヘアー」を見た後のせいか、ついアツい気分になってしまうが、
僕の人生に、戦争は必要ない。
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momin
ミュージカル病は かなりなペースで進行中ですね
もはや どんな薬も効かない症候群^^;

「ヘアー」は観てないけれど(殆どミュージカルに縁がなく、、、)ラストのその曲は聞こえて来そうな気がします♪

熱い感動がビシバシ伝わってきた今日の日記でした
すばらしい!
うらやましいです
2009/03/21(土) 03:12:13 | URL | [ 編集]
はにゃ
そうなんです。重症なんですけど、もう帰国なんですわ・・・
アメリカには絶対に住みたいとは思ないが、ブロードウェイだけは、
日本に持ち帰りたいです
2009/03/21(土) 09:42:29 | URL | [ 編集]












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