アジアの果てへの旅~インド・タイ・バリ島・カンボジア・ベトナム・ラオス・ニューヨーク旅行記

英語ダメ、汚いのダメ、小心者でメタボな不惑の男のインド、タイ、バリ島旅行記。汗と涙と牛と牛のウンコと下痢との戦いの記録。怒涛の一人ボケと突っ込みの嵐

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記憶とメモリー(2009年タイ旅行記)
朝8時45分、だいぶ寝ていたようだ。飲みすぎたかなぁ・・・何だか身体がだるい。

部屋には見覚えの無いものが二つあった。
ゴミ箱には、食べ残しの屋台のパッタイが、テーブルにはストローが刺さった飲みかけのミネラル・ウォーターが置いてあった。

なんか変だなぁ・・・何がどう変なのか直ぐには分からなかった。

暫く部屋をブラブラしている時に大変なことに気がついた。

なんで自分の部屋にいるのだ?

そもそも昨日は・・・カメラを盗まれて、アーと云う名の叔母さんに出会って、
コンビニでビールを奢ってもらって(コンビニで購入)、
そのうち叔母さんの同僚が合流して(名前は忘れた)、
ビールをもう一本(コンビニで購入)飲んで、
屋台のエビの塩焼きを食べながら酒盛りが始まり、
どこにも行く予定がなかったから、叔母さんについて行って、
ラチャダムヌーン・クラン通りの民主記念塔のライトアップに感激し、
今手元にカメラがないことを悔み、
さらにその上を行く近くのトリムック宮殿のライトアップに猛烈に感激し、
理由は分からないが、トリムック宮殿の向いにあるマハカーン砦内のお店で花火を買って楽しみ、
マハカーン砦の壁際を歩いて2,3分の処の閉店際のお店でまたビールを買って飲んで、その直ぐ先のガソリンスタンドで叔母さんたちがトイレに云って、
その待っている間もビールを飲んでいて、2人がトイレから出てきて、また、歩き始めたのかな?

??????

え?その先の記憶が全くない!

目が覚めてから暫くして漸く事の重大さに気がついた。

財布を確認する。
財布はあった。
中を見てみると、そこにあるべきものがない。

お金とキャッシュ・カードがない

シティバンクとみずほ銀行のキャッシュカードがない!

何がどうなったのか全く理解できていないが、状況を一つ一つ確認するしかない。

パスポートを確認すると、パスポートはあった。しかし、パスポートケースに隠してあったドル・キャッシュが無くなっていた。
さらにリュックサックに入れていたドル・キャッシュも根こそぎない。
T/Cは無事だった。
キャッシュ・カードが無くなっていたが、まさかと思い、直ぐにシティ・バンクのネット口座で確認すると、なんと現金が引き出されていた。

なぜだ?
次は、みずほ銀行のネット口座を確認する。
こちらは無事だった。

至急、金融機関に国際電話でカード利用停止の手続きを行った。
みずほ銀行カードに提携していたマスターカードは利用されていなかった。
シティバンクからキャッシュだけ引き出されていた。

全貌が露わになっても未だ信じられない。一体、昨夜は何があったのだ?

あらゆる可能性を吟味してもそれらしい答えは見つからなかった。
第一、記憶が全くない。
厄年人生で記憶を失くすほどお酒を飲んだのは、新社会人成り立ての新人歓迎会で先輩社員にしこたま飲まされた時の1回だけで、それ以降、一度もない。断言できる。
元々、酒は猛烈に強い方ではないので、自分の限界をちゃんと見極めて飲んでいる。
年を取ってからは、さらにその傾向は強く、どんなことがあっても缶ビール3杯で意識を失くすような酔い方をすることは絶対にあり得ない。

一番、疑わしいのは睡眠薬だ。
旅のトラブルでよく聞く話だし、実際、2人のタイ人から頂いた飲み物と食べ物を口にしている。
しかし、この説にはどうしても納得できない部分がある。
一つは、睡眠薬を飲むと記憶が消えるだろうか?
仮にまれに、または、そういう睡眠薬があったとしよう。それでも不都合な事実が多数ある。
まず第一にどうやってシティバンクから現金を引き出したのか?
暗証番号をどうやって知りえたのか?(絶対にカードに書いてあったなんてオチはありません)

二つ目は、シティバンクから現金は引き出されたが、みずほ銀行から引き出されなかったのか、その理由が分からない。
なぜなら二つのキャッシュカードの暗証番号は同じだったから。
通常、一つが上手くいったら、取りあえずもう一つの方もチャレンジすると思う。僕ならそうする。
世の中のドロボーで、況してやタイのドロボーが、今日は、シティバンクだけで由とし、もう一つのキャッシュカードは明日にでも引き落とそう、なんて温いこと考えているドロボーがいるとは思えない。
間違いなくその日のうちに両カードから引き出せるだけ引き出してしまうだろう。
財布に入れていたカード類で、JCBのカードと三井住友のカードが無事だった。
JCBは恐らく使い先が限定されるので抜かれなかったのだろう。三井住友のカードは、国際キャッシュカードではなかった。タイでは使えないのだ。
つまり、ドロボーは使えるカードだけを抜き取ったにも関わらず、みずほ銀行からはキャッシュを引き出さなかったのだ。

何故だ?

今、最も可能性の高いのは、シティバンクの口座からキャッシュを引き出したのは自分自身ではないか、ということ。
その記憶も理由もないが、そうとしか考えられない。

何故だ?

現金の引き出し方も奇妙で、4回に渡り、1日の限度額一杯の現金が引き出されていた。
ネット口座で確認すると、その4回ともそれぞれ違うATMで引き出されている。
つまりバンコク市内を移動しながら引き出しているというこだ。
全く理由が分からない。

僕は昨日、どこにいたのだ?

僕は何らかの理由で多額の現金を引き出した。
そして、ドロボーと一緒にホテルに戻り、睡眠薬を飲まされて意識を失い、その間に、現金を根こそぎ持って行かれた。
悪くないシナリオだが、自信を持って否定したい。

まず、この仮説で一番のキーパーソンは、アーというおばさんだが、どう間違えても、多額の現金を払って、ホテルまで連れ込み、ナニしようなんて考えることなんて絶対にありえないタイプの人だから。
全く自分の好みではない。
それじゃ、アーというおばさん以外か?
それも考えらない。”立ちんぼ”と呼ばれるバンコク市内の売春婦にお世話になるほど、落ちぶれてもいないし、タニヤ、パッポン辺りのゴーゴー・ガールやタニヤ嬢をカオサンのゲストハウスまでお持ち帰ろうなんてことも絶対にしない。第一、彼女たちが嫌がる。

そもそもそんな記憶はないし、睡眠薬やその他薬物によって、そんなドロボーにとって都合のいい事実だけを消すことができるのだろうか?

次に、バンコクで出会った人から指摘された、催眠術に掛かったのではないのか?という意見があった。
とても魅力的な説だと思った。
これなら自分でキャッシュを引き出し、自分でホテルに戻り、仕上げにチチンプイって意識と記憶が消されれば、状況としては成り立つ。
その説を補完する事実として、ホテルの部屋には間違いなく自分以外の人がいたということが断言できること。
それは、食べ掛けのパッタイと飲みかけのミネラルウォーターがその事実を物が立っている。
パッタイについては、記憶を消されたことによって、自分が食べたことも忘れたかもしれないという説は成り立つ。
しかし、ミネラルウォーターは、間違いなく僕が飲んだものではない。
それは、

ミネラルウォーターにストローが刺さっていた。

タイに行ったことがある人なら気づくことだろうし、一度は目にする光景だと思うが、タイ人は、ペットボトル、缶ジュース、ドリンク剤などを飲む時に直接、ボトルに口付けて飲む人は少ない。
大抵、ストローを利用して飲む。
コンビニでこれら飲料水を購入すると必ずストローが付いてくる。
この習慣は、僕にはない。
ミネラルウォーターをストローで飲む発想がそもそもない。
つまり、僕の部屋に残された飲みかけのミネラルウォーターは、間違いなく自分以外の誰か、恐らくタイ人が残したものに違いないということ。
そして、その人は女性である可能性が高い(タイ人から聞いたら、ストローを使うのは女性の方が多いらしい)

確実に僕は、昨夜、誰かと部屋にいたのだ。

その人物が、ホテルの部屋にいる時なのか、その前なのか分からないが、僕に催眠術を掛け、僕を操り、キャッシュカードの暗証番号を聞き出し、若しくは、僕自身で引き出させ、仕上げに、部屋で記憶と意識を消し去り、残りのキャッシュを持ち出し、消え去った・・・・
映画チックだが辻褄が合いそうだ。
しかし、決定的な問題がある。その催眠ドロボーは、いったい・・・・

何語で僕に催眠術を掛けたのか?

英語で催眠術?
タイ語で催眠術?

言葉が理解できないのに催眠術に掛かるだろうか?

日本語で催眠術?

確かに、アーというおばさんは日本語が話せる。
日本語が話せると書くと、完璧に話せると誤解されそうだが、実態は、少々の日本語の単語とそれを補うための英語で何とか意思の50%ぐらいが伝わる程度のレベルだ。
とても流暢に日本語を操って、僕に催眠術を掛けられるような人ではない。

これも映画チックだが、何らかの光学的効果で催眠術を掛ける?
確かに、一緒に花火をした。
花火の光で催眠術?
そんなこと、映画やドラマと違い、現実にできるのだろうか?

いろいろ考えると催眠泥棒の説にも無理がある。第一、こんな芸当が可能ならば、過去に同様の事件があってもおかしくない。
何しろ完全犯罪なのだから、一度、味をしめたら何度でも実行するだろう。
しかし、こんな事例は寡聞にも僕は知らない。
(誰か知っていたら教えてください)

睡眠泥棒にせよ、催眠泥棒にせよ、事実を全て説明するにはどちらも事足りえないのだ。

しかし、現実には、キャッシュと記憶が無くなっている。

一体、どうやって、どうなったのだ!

こうやって書き起こして、その日の記憶を辿ってみても、最後のガソリンスタンドの記憶から翌朝までの記憶が全くない。完璧にない。断片的な記憶すら残されていない。
完全なる断絶があるのだ。
こんな経験は今まで一度もない。

最終的な被害は、正直に書くと、ドン引きする額なんで金額は書きませんが、旅の軍資金の大半というより、僕の全財産の大半のお金とデジカメと後ほど気づいたことに電子手帳と扇子が無くなっていた。それと記憶。

どんなに嘆いたところで、
神様、仏様に祈ったところ、この現実は覆さそうもなかった。

失った金額にも寒気と吐き気を覚えたが、何より記憶が無くなったことが一番怖い。

それ以来、果たして今ある記憶は、自分が今まで経験したこを記憶したものなのか?正直、分からなくなった。
これ以外にも重要な記憶を失っていないのだろうか?

これが今一番の不安の種となった。

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テーマ:タイ - ジャンル:旅行

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2009/07/07(火) 12:09:43 | | [ 編集]












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